ニホンイトヨリ

Nemipterus japonicus (Bloch, 1791)

形態・特徴 背鰭は10棘8~9軟条、臀鰭は3棘7軟条。尾鰭上葉は糸状にのび、その部分は黄色。側線下に大きな赤色円斑がある。体側には10本ほどの黄色縦帯がある。また背鰭・臀鰭の鰭膜には黄色縦線がある。体高がややあり、頭長は体長よりも短い。体長25cmを超える。
分布 インド・西部太平洋の熱帯域。沿岸域の砂底・砂泥底に生息する。
生息環境 水深80m以浅にすむ、幼魚、若魚は沿岸のごく浅い場所でも見られる。
食性 肉食性。小魚や甲殻類などを捕食する。
その他 底曳網で漁獲され、食用になるが、南シナ海では他のイトヨリダイよりも少ない。その名前にも関わらず日本からの記録は少なく、正確な報告は1例に限定されており、その標本も人為的に持ち込まれた可能性が強いとされている。
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