Premnas biaculeatus (Bloch, 1790)
形態・特徴 |
クマノミの仲間であるが、その名の通り頬に大きく強い棘を持つ。雄はカクレクマノミによく似た色彩であるが、頬の大きな棘で区別可能。雌は大きく、色彩は雄に比べて暗い。雌では体長10cmを超えることもある。 |
分布 |
インドネシア・フィリンピンからグレートバリアリーフ北部・バヌアツ共和国。浅海のサンゴイソギンチャクと共生する。 |
生息環境 |
サンゴ礁域に生息し、クマノミ属の魚同様イソギンチャクと共生する。 |
食性 |
雑食性。動物プランクトンや付着藻類を主に捕食する。 |
その他 |
観賞魚として知られる。クマノミの仲間では気が強く、他のクマノミ類とは一緒にしないほうがいい。この性格ゆえ放流されるケースがあるようで、静岡県や三重県で報告がある。このような行為は生態系の破壊につながることがあるので、慎まなければならない行為である。Premnas属はクマノミの仲間であるが頬の大きな棘などによりクマノミ属とは別の属に入れられている。本種1種のみが知られている。 |
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