Coregonus maraena (Bloch, 1779)
形態・特徴 |
頭部から背部は暗灰色、体色は銀色。頭部はやや尖っている。口は小さく、顎に歯がないため、コイ科の魚のようにもみえるが、脂鰭をもつ。体長50cmに達する。 |
分布 |
ポーランド、スウェーデン、フィンランド、ドイツ、ロシア(ロシア産のものは自然分布か疑わしいとされている)の北欧域。日本では、1977年にチェコスロバキアから長野県に発眼卵が輸入され、養殖され始めた。1980年代以降に放流されるようになったが、再生産は行われていないと考えられており、他水域に持ち出さないように管理すれば定着の可能性を抑えることができる。 |
生息環境 |
低水温を好み、日中は低層を遊泳するが、夜間には表層にも現れる。産卵期は秋から冬。 |
食性 |
プランクトンや底生動物を捕食する。 |
その他 |
日本にはヨーロッパから移入されたもの。養殖されたものが放流されている。肉は美味であるといわれている。ヨーロッパには本種と同じコレゴヌスの仲間が多数知られるが、環境変化や、肉食魚の移入などにより絶滅の危険があるものも多く、実際に絶滅したものもいるようである。 |
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