形態・特徴 | カエルアンコウ科魚類は多くの魚種では小突起や小棘でおおわれるが、本種の体表はなめらかである。体には多数の皮弁がある。体の模様は個体差もあるが擬態に役立てているものと思われる。吻上棘は短い。体長14cmに達する。 |
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分布 | 日本各地。中部・東部太平洋をのぞく全世界の温帯・熱帯域。沿岸から沖合の表層、流れ藻につく。 |
生息環境 | 沿岸からやや沖合の流れ藻や浮き漁礁、ブイなどについている。 |
食性 | 小魚や甲殻類などを主に捕食する。 |
地方名 | ハナオゴゼ・カサゴ(山形県) |
その他 | 養殖用種苗採集のためのモジャコ(ブリの幼魚)漁などで漁獲されるが食用にされることは普通はない。水族館で飼育されることもあるが同居の魚は同じくらいの大きさのものも含めてすべて食べてしまうほどの大食である。ハナオコゼ属魚類は本種1種のみからなる。 |
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