カエルアンコウ

Antennarius striatus (Shaw, 1794)

形態・特徴 体は卵形で、体表は小さな突起で覆われざらざらしている。吻上棘基底は前方に張りだし、大きい。その先端にある皮弁は細長い円筒状で2-7本ほどに分岐している。体色や模様は変異が著しい。体長15cmほどの中型種である。
分布 南日本。東部太平洋をのぞく全世界の温帯・熱帯域。沿岸の水深200m以浅の砂底または砂泥底にすむ。
生息環境 砂底、泥底に生息する普通種。水深20m以浅の砂底に多いが、水深219mからの記録もある。
食性 誘引突起と先端の皮弁を動かして餌の小魚や甲殻類を誘い、捕食する。
その他 卵はゼラチン質のもので包まれた帯状の中に産み出される。産卵期は6-7月とされている。
本種の標準和名は「イザリウオ」であったが、「「いざる」というのは「尻に足を付けたまますすむこと」をさし、「いざる人」というのは足の不自由な人を差別する用語」であるとされ2007年にカエルアンコウに改名された。
底曳網や定置網などで漁獲されるがほとんど食用にされることはない。ダイバーに人気があり、水族館でもよく飼育されている。
カエルアンコウ属魚類は色彩などの変異が著しく同定が難しいものも多い。国内には12種が有効種として報告されている。
食味レビュー 食味レビューを見る
食味レビューを投稿する

人気順は閲覧数やいいね!の数を反映しています。推薦したい写真には、いいね!をどうぞ。

古川和彦さんが日本 神奈川県 佐島漁港で撮ったカエルアンコウ

日本 神奈川県 佐島漁港

2000.05.08

ユキヤさんが日本 宮崎県 延岡市赤水町で撮ったカエルアンコウ

日本 宮崎県 延岡市赤水町

2017.10.16

ももこさんが日本 愛知県 西尾市宮崎港で撮ったカエルアンコウ

日本 愛知県 西尾市宮崎港

2012.09.16

海猿さんが日本 宮崎県 門川湾で撮ったカエルアンコウ

日本 宮崎県 門川湾

2007.06.04

サビキのカネマンさんが日本 高知県 高知市貴船漁港で撮ったカエルアンコウ

日本 高知県 高知市貴船漁港

2015.07.24

Shuta Endoさんが日本 千葉県 館山市坂田で撮ったカエルアンコウ

日本 千葉県 館山市坂田

2013.08.08

西潟正人さんが日本 神奈川県 横須賀市佐島沖で撮ったカエルアンコウ

日本 神奈川県 横須賀市佐島沖

2002.10.18

odukaさんが日本 静岡県 浜松市/浜名湖で撮ったカエルアンコウ

日本 静岡県 浜松市/浜名湖

2010.09.06

鈴鹿さんがフィリピン サマール島で撮ったカエルアンコウ

フィリピン サマール島

2011.04.17

tard_aさんが日本 沖縄県 座間味島で撮ったカエルアンコウ

日本 沖縄県 座間味島

2017.06.20

オルガさんが日本 高知県 手結港で撮ったカエルアンコウ

日本 高知県 手結港

2008.06.16

古川和彦さんが日本 神奈川県 佐島漁港で撮ったカエルアンコウ

日本 神奈川県 佐島漁港

2000.05.08

2_Sさんが日本 静岡県 大瀬崎で撮ったカエルアンコウ

日本 静岡県 大瀬崎

2017.02.27

海猿さんが日本 宮崎県 門川湾で撮ったカエルアンコウ

日本 宮崎県 門川湾

2007.06.23

海猿さんが日本 宮崎県 門川湾で撮ったカエルアンコウ

日本 宮崎県 門川湾

2007.06.23

海猿さんが日本 宮崎県 門川湾で撮ったカエルアンコウ

日本 宮崎県 門川湾

2007.06.04