ムナグロアジ

Caranx hippos (Linnaeus, 1766)

外国産 はい

形態・特徴 大西洋のアジ科としては大型種で、1mを超える。体長は体高の3.6倍ほど。鰓蓋に黒色斑があり、胸鰭にも黒色斑があるのが大きな特徴。頭部は丸みを帯びる。背鰭・臀鰭・尾鰭は黄色もしくは一部の鰭が暗色である。稜鱗数は25-42.
分布 ポルトガルからアンゴラの東大西洋と地中海西部、カナダ、ノバスコシアからウルグアイまでの西大西洋とメキシコ湾。沿岸や沖合の岩礁域にすむ。幼魚は汽水域に入る。
生息環境 成魚はサンゴ礁域から岩礁域、沖合いに生息する。水深200mほどまで見られる。幼魚は汽水域や内湾の泥底や海草のある場所にすむ。
食性 肉食性。魚類や各種甲殻類を捕食する。
その他 西部大西洋では重要な釣り魚で、ルアーなどで釣れる。食用にもなるがシガテラ毒を持つ場合があるようで注意が必要。ムナグロアジの和名は海洋水産資源開発センターの「スリナム・ギアナ沖の魚類」(1983年)で提唱された。
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