Lagocephalus lunaris (Bloch and Schneider, 1801)
形態・特徴 |
胸鰭は暗色でない、鰓孔は白色、体背面の小棘は背鰭基部付近にまで達することが特徴。ただし、それでも他のサバフグとの同定が難しいので、素人同定は避ける。尾鰭は湾入する。やや大型種で体長50cmにまで達する。 |
分布 |
南日本太平洋岸、鳥取県、九州北部沿岸、鹿児島県、東シナ海。~済州島、南シナ海、インド・西太平洋。 |
生息環境 |
暖海をこのむ種で、かつては東・南シナ海以南に見られたが、近年になって南日本でも漁獲されるようになった。沿岸域からやや沖合の砂・泥底に見られる。生息水深は30~130mで、中国大陸沿岸部では浅い。 |
食性 |
肉食性。小魚や甲殻類、軟体動物などを捕食する。 |
その他 |
東シナ海では5~6月に産卵する。卵は沈性粘着卵。本種は無毒のシロサバフグなどに似ているが、本種では内臓はもちろん、筋肉にも毒があり、食用にはできない。シロサバフグとの間違った同定によって、死亡例もある。 |
食味レビュー |
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