形態・特徴 | 体はやや長く、同属のウマヅラハギによく似る。腰骨に鞘状鱗があるが、動かすことはできない。尾鰭には前方および後縁に暗色帯がある。体側には黄褐色斑が散在し、ゴイシウマヅラハギに似るがゴイシウマヅラハギでは斑は褐色で、尾鰭が一様に淡色で暗色帯がない。体長20cmになる。 |
---|---|
分布 | 新潟県および相模湾以南、東シナ海。~南シナ海、オーストラリア。普通水深85~220mにすむ。 |
生息環境 | ウマヅラハギよりも深い海によくみられる。普通は水深85~220mに生息し、100~160mに多いが、東シナ海では水深310mからも漁獲されている。 |
食性 | 甲殻類や多毛類、ヨコエビ類などを捕食している。また魚類や貝類、テヅルモヅルの仲間なども食べているようだ。 |
その他 | 卵は粘着性。底曳網で漁獲されるが、ウマヅラハギと比べて市場価値は低いようである。本種とウマヅラハギは交雑することもある。 |
食味レビュー | 食味レビューを投稿する |