Cynoglossus robustus Günther, 1873
分布 |
相模湾~九州の太平洋岸、新潟県以南日本海岸、瀬戸内海、東シナ海。~朝鮮半島、台湾、中国沿岸。 |
特徴 |
有眼側の体側の側線は2列で、第1・第2側線間の鱗数は10~11(11が多い)、背鰭軟条数は124~134と多いことにより、日本に分布するイヌノシタ属魚類の他種と区別することができるが、見慣れていないと同定することは難しい。体長40cmを超える。 |
生息環境 |
水深20~115mほどの砂底、砂泥底の環境に生息している。 |
食性 |
動物食性で底生の甲殻類や多毛類を捕食し、魚類も食う。 |
地方名 |
アガゾウリ・アガゾリ・アガネジリ・ゾウリオ(山形県)、アカシタ(山口県)、アカシタビラメ・ウシノシタ・ゲンチョウ(山口県下関市)、アカデン(山口県柳井市)、アカデンチョウ(山口県周防大島町)、レンチョウ(山口県徳山市)、ベンチョウ(山口県平生町) |
その他 |
底曳網漁業で漁獲される。アカシタビラメと同様に食用になり、かなり美味である。市場では本種とアカシタビラメは同じように扱われていて、あまり区別もされていない。 |
食味レビュー |
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日本 広島県 瀬戸内海産 (東京 築地場内市場で購入)