形態・特徴 | 尾鰭の端は円い。また、側線は5本あり、第4側線は臀鰭基部のはるか手前で途切れる。背鰭は中央付近に目立つ欠刻があり、棘条部と軟条部で分かれる。側線有孔鱗数は86~94枚であることなどで日本産アイナメ科魚類の他種と区別できる。体色は緑や黄色味を帯びた褐色や茶色であることが多い。また、眼から頬と吻にかけて黒色線が見られること、暗色帯と白色帯が斜めに交互に入っていることも特徴といえる。 |
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分布 | 東北以北。~オホーツク海、ベーリング海。浅海の岩礁域にすむ。 |
生息環境 | 海藻の繁茂する岩礁域やその周辺の砂地に生息する。産卵期は11~1月とされる。 |
食性 | 多毛類、甲殻類、軟体動物、小型魚類などを食べる動物食性。 |
その他 | アイナメよりも小型種である所以か、漁師や釣り人は「ハゴトコ」と呼び、アイナメと区別して扱っていることが多い。市場に流通することは稀だが、漁師や釣り人は賞味している。 |
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