形態・特徴 | 体色は銀白色で、主鰓蓋骨に目立つ暗色斑がある。口腔内は白色。臀鰭基底は短く、2棘7~8軟条。尾鰭後縁は緩い尖形を呈する。 |
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分布 | 東北沖以南、東シナ海。黄海、渤海、インド・太平洋域。 |
生息環境 | 水深140mまでの泥底に生息する。外海のほか、内湾や内海でも多く見られる。初夏になると産卵のため、浅場へ移動してくることが知られる。夜行性といわれ、夜間のほか、海が荒れて潮が濁った状態で活発に行動するようだ。 |
食性 | 主に多毛類や甲殻類などを食べる動物食性。 |
地方名 | イシモチ(千葉県、大阪府、兵庫県阪神間、熊本県水俣市)、グチ(広島県、島根県、山口県、香川県、福岡県北部、長崎県雲仙市、熊本県水俣市)、クチ(和歌山県、兵庫県淡路島岩屋) |
その他 | 水産上重要種。刺身、餡かけ、煮付けなどでも食されるが、練製品では高級素材として特に珍重される。 |
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