形態・特徴 | 全長80cm近くになる大型種。尾鰭の端は円い。また、側線は5本あり、第4側線は長く臀鰭基部をはるかに超える。背鰭は中央付近に目立つ欠刻があり、棘条部と軟条部で分かれる。アイナメ同様鱗が小さく、側線有孔鱗数は97~112枚であることなどでクジメ、スジアイナメと区別できる。胸鰭軟条数は日本産アイナメ属中最多で18〜22本。体色は褐色から赤までと幅広いが、赤味がかっている個体は雄である。 |
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分布 | 北海道。~日本海北部、オホーツク海、ベーリング海。浅海から、やや深めの岩礁域にすむ。 |
生息環境 | 海藻の繁茂する岩礁域やその周辺の砂地に生息する。産卵期は11~12月とされる。 |
食性 | 多毛類、甲殻類、軟体動物、小型魚類などを食べる動物食性。 |
その他 | 刺網や釣りで漁獲されるが、資源量も多くなく、味もアイナメより劣るとされることが多いためか、あまり市場に出回ることはほとんどない。 |
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