形態・特徴 | 体は側扁し、体高が高い。背鰭と臀鰭は上下に幅広く伸びる。成魚は銀色の体色に眼を通る黒色横帯が見られ、やや吻が尖ることが特徴。幼魚は背鰭と臀鰭がより幅広く伸び、茶色い枯葉のような色合いをしていて、尾鰭が無色、さらに眼を通る黒色横帯がこの時から見られることが特徴。 |
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分布 | 幼魚は岩手県以南の太平洋岸の各地で、年によっては日本海側でも見られるが、成魚は琉球列島以南に多い。~インド-太平洋域。 |
生息環境 | 沿岸域の中層を群泳する。幼魚はその姿もさることながら、ひらひらと漂うように泳ぐことから枯葉に模倣(擬態)していると考えられる。幼魚は枯葉や枯枝の流れるところを一緒に移動していることが多く、漁港や内湾でよく見られ、時には汽水域へも入ることがある。 |
食性 | 甲殻類、軟体動物などの小動物や藻類を食べる雑食性。 |
その他 | 日本ではあまり食されないが、亜熱帯・熱帯域を中心に食用として珍重される。また、幼魚は枯葉のように振る舞う姿態が芸術的であることから、観賞魚としての人気が高い。 |
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