形態・特徴 | 頭と体は小瘤状の突起で被われている。背鰭棘条部の基底が長く、また背鰭棘は17~19本で、鰭膜が深く切れ込んでいる。臀鰭に棘はなく、12~15軟条。吻は丸い。 |
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分布 | 東北地方・石川県以北。~ベーリング海。 |
生息環境 | 普段はやや深い岩礁域およびその周辺の砂泥域などに生息するが、冬の産卵期には浅所へ移動し、定住性ゴカイ類の群体に卵を産むという。 |
食性 | 多毛類、甲殻類、軟体動物、小型魚類などを食べる動物食性。 |
地方名 | カジカ・カツカ・サルカジカ・サルカツカ・トウベツカジカ・トウベツ・クニジカジカ(青森県)、エビスウオ(宮城県気仙沼市)、シゲエム・シゲメ・シゴエム・シゲイモン・モグチ・メゴジ・ムグジ・サグダロ・メオゴゼ・ホオレ(山形県)、ボッケイ(宮城県南部)、マツリ・ヨボ(福島県相馬市)、サッタロウ(福島県双葉町)、オコゼ(福島県双葉町、いわき市)、タロ(福島県いわき市)、ヤマノカミ(福島県いわき市、茨城県久慈・日立市) |
その他 | 特に北海道では「トウベツカジカ」と呼び珍重する。旬は冬とされ、身とともに卵や肝臓と一緒に汁物などで賞味される。 |
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