セイタカスジハゼ

Acentrogobius multifasciatus ( Herre, 1927)

特徴 体長5cmほど。体側の斑紋はスジハゼ類に似るが、臀鰭に暗色斜走線があること、体高が高いこと、頭の大きいことで区別可能。ニセツムギハゼに似るが、下あごが黒くなく、鰓蓋を斜めに走る黒色帯がないことで区別可能。雌の腹部側面には数本の細い黒色横線がある。雄の老成個体には体側に複数の暗色横帯がある。
分布 沖縄島、石垣島、西表島。西太平洋域。汽水域にすむ。
分布 沖縄島、石垣島、西表島。国外ではフィリピンやシンガポールなどの西太平洋域で知られる。
生息環境 川に連なる内湾のアマモ場に主に生息するが、河口域や潟湖内の藻場にも棲む。泥底や砂泥底の穴入り口付近に単独かペアで見られる。テッポウエビ類と共生することもある。生息水深は2m以浅。

 
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