Maylandia lombardoi (Burgess, 1977)
形態・特徴 |
雄型の体色は黄色で薄らと暗色の横帯が入り、臀鰭には卵形の黄色斑がある。雌型の体色は紫色~青色で明瞭な暗色の横帯がはいる(未成熟の雄もこの色彩)。ただし、口内保育中の雌は雄に似た体色を帯びることがある。自然下では13cmほどになるが、飼育下ではもっと大きくなることもある。 |
分布 |
原産地はケニアのマラウイ湖で、ムベンジ島・ンコモ礁(Nkhomo reef)周辺に生息する固有種。 |
生息環境 |
礫底から砂底へ変わる中間地点に生息している。水深10m以深の堆積物に富んだ場所を好み、岩の隙間でよく見られる。雄は縄張りをもち、砂底に巣穴を作ってそこを守る。幼魚や雌、縄張りをもたない雄は小規模な群れを作るか単独で生活する。 |
食性 |
主に岩に付着した藻類を食べる。プランクトン等も捕食する。 |
その他 |
マウスブルーダーとして知られ、産まれた仔稚魚は雌親による口内保育が行われる。そのため仔稚魚は、周囲に外敵がいないときは雌親の周囲を群れで泳ぐが、危険を感じると一斉に雌親の口腔内へ逃げ込む。
性格は非常に攻撃的で、他の種との混泳は難しい。 |
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