形態・特徴 | イシフエダイ属の魚の体は長く、アオチビキやヒメダイ属魚類によく似ているが、眼の前方に溝がないことや、口が大きいことでこれらの魚種と区別できる。イシフエダイとは、体色が褐色であること(イシフエダイでは青みを帯び固定後は暗色になる)、鰓弓上枝の鰓耙数が18本前後(イシフエダイでは6本前後)であることにより区別可能。体長70cmを超える大型種。 |
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分布 | 伊豆諸島、相模湾以南の太平洋岸、長崎県近海、琉球列島、南大東島、小笠原諸島。~台湾、南シナ海、インド-太平洋域。ハワイ諸島にも分布する。 |
生息環境 | やや深海性(100-300m)とされているが、幼魚は浅海域でも漁獲されている。 |
食性 | 魚類や、甲殻類、頭足類などを捕食する。 |
地方名 | アカサバ(静岡県伊豆)、クチグルマル・ギンマツ(鹿児島県奄美大島)タイクチャーマチ(沖縄県)、オオグチチョーチン・テンクチャー(沖縄県八重山) |
その他 | 深場の釣りや定置網などで漁獲され食用となり、美味とされている。 |
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