形態・特徴 | ハゼ亜目魚類としては大型種で、全長35cmにまで達する。幼魚は暗色で、体側には鞍状の淡色斑がある。成魚では小白色斑が列をなす。前鼻管は長く、上唇にまで達する。 |
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分布 | 屋久島、種子島、琉球列島。~インド-太平洋。琉球列島南部の石垣島や西表島で多く見られ、沖縄本島以北では比較的稀。 |
生息環境 | 河川汽水域のマングローブ域や、その周辺の湿地に多く生息する。 |
食性 | 肉食性。主に夜間、小魚や甲殻類などを貪欲に捕食する。 |
その他 | 本種にはかつてOphiocara porocephalaという学名があてられてきたが、これは元々インド洋に分布する別の種にあてられたものであり、太平洋の種である本種に適用する学名としてはOphiocara ophicephalusが正しい。
2023年には日本産ホシマダラハゼの再検討が行われ、本邦で「ホシマダラハゼ」と呼ばれる魚にはOphiocara porocephalaのほかに、遺伝的・形態的に異なる2種が含まれ、かつどちらも未記載種であることが判明した。それぞれクモマダラハゼ(Ophiocara gigas)、ヤミマダラハゼ(Ophiocara macrostoma)として新種記載された。 |
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