Luciogobius yubai Ikeda, Tamada and Hirashima, 2019
形態・特徴 |
体色がオレンジ~黄色系であること、眼の下にヒゲ状の突起を複数もつこと、胸鰭の最上の 1 軟条が遊離すること等で同属他種と容易に見分けられる。 |
分布 |
新潟県佐渡島、伊豆半島、和歌山県、兵庫県家島諸島、高知県、鹿児島県鹿児島湾、長崎県福江島。 |
生息環境 |
岩礁性海岸の潮間帯に生じた浅い礫だまりに生息する。下に礫の堆積層がある転石の下や0.5–5 cmほどの礫間でよく見られる。 |
その他 |
「ダイダイイソミミズハゼ」という和名は2019年3月に出版された論文において未記載種に対して提唱されたものであるが、同年8月、別の著者が出版した新種記載論文において同じ特徴をもつ種に対して「アカツキミミズハゼ」という和名が提唱された。結果、学名に関しては新種記載論文で提唱されたLuciogobius yubaiが採用されたが、この種には2つの和名が存在することになってしまった。その後、標準和名の検討が行われ、論文の出版日が5ヶ月早かった「ダイダイイソミミズハゼ」が標準和名として妥当であると判断された。 |
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