形態・特徴 | 体は赤く、第1背鰭の第1棘は雌雄ともに長く伸びている。雌は第1背鰭の鰭膜に明瞭な暗色斑があるが、これは雄の成魚では薄くなる。ルソンベニテグリによく似ているが、生時、第2背鰭は黄色っぽく、桃色の斜線が入ること(ルソンベニテグリでは鰭膜に白色線が入る)、胸鰭基部上方に暗色斑がない(ルソンベニテグリにはある)、雌雄ともに背鰭第1棘が長く伸びる(ルソンベニテグリでは雌の背鰭第1棘は長く伸びない)ことで区別できる。体長17cmに達する。 |
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分布 | 南日本、東シナ海。~南シナ海の大陸棚縁辺。 |
生息環境 | やや深海性の種類で、大陸棚縁辺の砂底、水深150~200mの海底に多く生息する。 |
食性 | 動物食性で、カイアシ類や小型のエビ、カニ類などを捕食する。 |
その他 | 主に沖合底曳網で漁獲されている。食用になる。肉は白身で、てんぷらやフライ、干物などで美味である。まれに状態よく漁獲される場合もあり、そのような個体は水族館でも見ることができる。 |
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