特徴 | 全長50cm。背鰭棘間は鰭膜で連続しない。背鰭棘は背部からみると、1棘ずつ互い違いに向いていて、強力である。似た種類のミナミイケカツオとは体側中央部の鱗の形で識別できる(本種は幅のある鱗の形だが、ミナミイケカツオは針状)。体側の斑紋は2列であるが、稀に上下の斑紋が繋がって1列の細長い斑紋を形成する場合がある。ミナミイケカツオの体側の斑紋は1列なため、それも識別点ではあるが、イケカツオには上記のような個体もいるため、注意が必要。背鰭・臀鰭の棘には毒があり、刺されると危険である。 |
---|---|
分布 | 幼魚は茨城県以南の太平洋側や日本海沿岸で採集されるが、成魚は主に琉球列島以南、小笠原諸島。~台湾、中国、南シナ海、インド-太平洋域。 |
生息環境 | 沿岸から沖合まで広く生息する。 |
その他 | 大型の個体になると、上顎の後端は眼の後縁直下に位置する。 |
食味レビュー |
食味レビューを見る 食味レビューを投稿する |