分布 | 兵庫県以南の日本海沿岸、房総半島以南の太平洋岸から九州以北の南日本。岩礁性海岸やタイドプールにすむ。 |
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特徴 | 眼上には皮弁がある。体側には縦帯がなく、灰色っぽい体で、白っぽい横帯が出る場合があり、雌雄では斑紋に違いはない。背鰭軟条数は普通20~22で通常21、臀鰭軟条数は19~22で通常21。体長10cmを超える。 |
生息環境 | 主に岩礁性海岸のタイドプールに生息する。 |
食性 | 付着藻類などを食み、飼育下では配合飼料も捕食する。 |
地方名 | イワツツキ(静岡県伊豆)、テカグリ(山口県下関市) |
その他 | カエルウオとニセカエルウオは極めてよく似ており両種を同種とみなす見解もあるが、背鰭軟条数、臀鰭軟条数、背鰭最長軟条長と体長の率、雌の斑紋の違いなどで見分けられる。ただしこれらの形質の一部は両種で若干重なり合う。
食用とされることはほとんどないものの、観賞魚として水槽で飼育されることがある。ガラス面や岩に付着する藻類を少し食べてくれる。 |
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