特徴 | 眼は体の左側にある。上顎後端は眼の後方にある。有眼側は灰褐色から茶褐色で、無眼側は淡色。有眼側の後頭部に背鰭基底方へと向かう側線分岐がなく、日本産ヒラメ科魚類の他種と区別できる。ダルマガレイ科の魚ともよく似るが、ダルマガレイ科魚種は腹鰭の位置が有眼側と無眼側で大きく変わり、位置がずれるのに対し、ヒラメでは有眼・無眼側の腹鰭の位置がずれない。体長80cmになる大型種。 |
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分布 | 千島列島以南の日本各地。東シナ海、南シナ海。 |
生息環境 | 沿岸砂底に生息する。水深90m以浅に多い。 |
食性 | 肉食性。小魚、甲殻類、イカなどを捕食する。 |
その他 | 産卵期は地域によってことなり、九州西方では12~4月、東北では5~6月と、南ほど早く産卵期を迎える。卵は分離浮性卵。底曳網、釣りなどで漁獲され、食用になっている。美味。近年では養殖も盛んに行なわれている。 |
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