シロゲンゲ

Bothrocara zestum Jordan and Fowler, 1902

形態・特徴 体側には2本の側線があり、肛門上方の鱗が丸いことから、カンテンゲンゲによく似ているが、胸部に鱗があり、胸鰭の先端はあまり尖らないこと、頭部はあまり側扁しないなどのことからカンテンゲンゲと区別できる。大きいものでは60cmになる。
分布 茨城県以北の太平洋岸。~オホーツク海、ベーリング海、バハ・カリフォルニアに至る北太平洋。水深60~2688mの海底にすむ。
生息環境 水深60-2688mの海底に生息する普通種。太平洋側に分布する。
食性 底生動物のほかに、小魚なども捕食する。
地方名 ゲンゲンボウ・ゲンゲボウ・ミズウオ(青森県)、クニャラ(石川県金沢市・かほく市)、ノロノロ(石川県金沢市・珠洲市)、ゲンゲンボ(石川県金沢市)、ゲンゲ(石川県能登町)、ノメ・ブル・ブルブル(京都府丹後)
その他 沖合底曳網で漁獲され、カンテンゲンゲなどと同じく食用にされている。
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