形態・特徴 | 背鰭棘中央部下の側線上方横列鱗数(TRac)は普通5。体高が低い。上唇は黄色くない。主鰓蓋骨の後縁部に無鱗域があり、その部分が赤色になる。眼前方、前鰓蓋骨、胸鰭基底に赤色斑がなく、よく似たヤエヤマフエフキと区別できる。体長50cm近くになる。 |
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分布 | 和歌山県以南、小笠原。インド・西太平洋域。砂礫、岩礁域にすむ。 |
生息環境 | 水深160m以浅の岩礁域、サンゴ礁域や、その周辺の砂底、砂礫底に生息する。 |
食性 | 肉食性。 |
地方名 | ムリユ(鹿児島県奄美大島)、オームルー(沖縄県本島)、ムルー(沖縄県国頭村・久米島町)、アカウチャー・オオムツ(沖縄県宮古島市)、ウームナー(沖縄県宮古島市狩俣)、アカフゥチャナギ(沖縄県宮古島市久貝)、クチナギ(沖縄県八重山) |
その他 | 刺網、追い込み網、釣りなどで漁獲される。味は他のフエフキダイ同様白身で美味としている。1978年に新種として記載されたが、日本からも誤った学名で報告されていたものという。 |
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