Hipposcarus longiceps (Valenciennes, 1840)
特徴 |
アオブダイ属や、ハゲブダイ属の魚にくらべ、吻がやや伸びる。尾鰭は上・下葉がやや伸び、二重湾入形となる。幼魚の体色は淡色で、体側中央に橙色縦帯がある。雄は淡青色で、雌はやや赤みを帯び、尾柄部が黄色っぽい。体長50cm。 |
分布 |
喜界島以南の琉球列島。~台湾、南シナ海、東インド-太平洋。ハワイ諸島にはいない。 |
生息環境 |
珊瑚礁域にすむ。幼魚は内湾の浅所や、藻場などに現れる。 |
食性 |
藻類を主食としている。 |
地方名 |
イラブチー(鹿児島県喜界島)、ポーラー(沖縄県本島・八重山)、イラブチャー(沖縄県糸満市)、ウーナガイラブチャー(沖縄県国頭村)、ウイーナガー(沖縄県久米島町)、ブータ(沖縄県宮古島市)、シスブータ(沖縄県宮古島市狩俣) |
その他 |
沖縄では突き漁や刺網などで漁獲され、他のブダイ科魚類同様、刺身や焼き物などで賞味される。従来はインド・太平洋に生息するものといわれていたが、インド洋産の種は、太平洋産のものとは別種とされている。キツネブダイ属はこの2種が有効種とされる。 |
食味レビュー |
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