形態・特徴 | 体側に黒色縦帯があり、それが尾鰭後端までつながるものと、尾鰭基部までにしか達しないものがある(後述)。幼魚は一見してホンソメワケベラの幼魚に似た色彩をしている。体長15cmになる。 |
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分布 | 千葉県以南。台湾、ニュージーランド、オーストラリア南東部。水深20m以深の岩礁まわりの砂底にすむ。 |
生息環境 | 岩礁や砂礫底に生息する。 |
食性 | 他の魚のクリーニングもするが、主食は底生動物とされている。 |
その他 | 従来はCoris musume (Jordan and Snyder, 1904)の学名が使われていたが、その後Coris picta (Bloch and Schneider, 1801)の新参同物異名とされた。
しかし、近年の研究でCoris pictaは南半球に分布する別種であることが分かり、ムスメベラには再びCoris musumeの学名が当てられた。Coris musumeは、黒色縦帯が後縁近くまで達するのに対し、Coris pictaでは尾鰭基部付近にまでしか達しない。 |
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