Amblychaeturichthys hexanema (Bleeker, 1853)
形態・特徴 |
第1背鰭は8棘。体側に数個の暗色斑がある。サビハゼに似ているが、サビハゼのひげは多数あるのに対し、本種は3対のみである。同属のコモチジャコとは、第1背鰭に黒色斑がないことで区別できる。体長15cmになる。 |
分布 |
北海道~九州。朝鮮半島、中国。内湾の泥底にすむ。 |
生息環境 |
沿岸からやや深い泥底に生息する。主に60-100mの深さで漁獲されている。100m以深では少ない。 |
食性 |
甲殻類や小魚を主に捕食する。小魚はハゼの仲間などを多く捕食するといわれ、本種の幼魚もこの中に含まれる。他多毛類やアミ類なども捕食する。 |
地方名 |
ノタ(石川県七尾市)、デッコロボウ(和歌山県)、ドンコ・ドンコツ(山口県)、ドー(山口県柳井市・平生町) |
その他 |
繁殖期は4-5月に盛期を迎える。海底の砂泥表面に直接卵を産むのではないかと推測されている。底曳網によってまとまって漁獲され、食用とされている。アカハゼ属はゴビオネルス亜科に含まれ、本種とコモチジャコの2種からなる。 |
食味レビュー |
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