特徴 | 全長20cm。体色は淡褐色。吻が長く尖り、口ひげは1対。口は吻の下方に開く。胸部腹面は無鱗で口唇には発達した乳頭突起がある。約3年で15cmに成長し、雄は頭部に追星が現れるが婚姻色はあまり目立たない。 |
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分布 | 岩手県・山形県以南の本州、四国、九州、長崎県壱岐。朝鮮半島と中国北部。河川の上・中流域、清澄な湖の岸近くの砂底、または砂礫底にすむ。 |
生息環境 | 河川の中・下流域や、それに繋がる用水路に生息する。流れが緩やかで砂底のところに多い。地域によっては石の多い上流域でもみられることがある。驚くと砂に潜り、砂から眼だけを出していることが多い。 |
食性 | 雑食性で砂の中の底生動物を吻を突出させて食べたり、付着藻類をたべたりする。飼育下では人工飼料も食うが、野菜などを含めたさまざまな餌をバランスよく与えることが重要。そうしなければ痩せてしまい長期飼育は難しい。 |
地方名 | ドンカチ(大分県日田市) |
その他 | 手網などで容易に採集できて観賞魚として飼育される。食用魚で美味と言われている。現在「カマツカ」とされているものには複数の種、または亜種が含まれているといわれており、少なくとも飼育していたものをそのまま屋外に放すという行為は行うべきではないだろう。 |
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