特徴 | 全長10cm。橙色地に黒く縁取られた白い横帯が三本あり、各鰭が黒と白の二重線で縁取られる。 |
---|---|
分布 | 奄美大島以南。~西部太平洋。浅海のハタゴイソギンチャクに好んで共生する。 |
生息環境 | サンゴ礁域のイソギンチャクに共生する。 |
食性 | 雑食性でプランクトンや付着藻類を食べる。 |
その他 | クマノミの仲間はイソギンチャクと共生しているが、これはイソギンチャクの毒に免疫があるためであり、このことによって身を守っている。イソギンチャクとクマノミの仲間は相利共生であり、イソギンチャクはクマノミの食べ残しを食べる。また、また「雄性先熟」で、集団の中の雌が死ぬと雄が雌に性転換する。
観賞魚として非常に人気があり、映画「ファインディング・ニモ」のモデルとなったのは本種であるとされるが、実際にモデルになったのは、近縁のオレンジクラウンフィッシュであると思われる。本種については映画後乱獲が行われたという話題もある。すでにブームの静まっており、飼育しやすい養殖個体の流通が盛んになっている。また手間はかかるものの、家庭の水槽でも繁殖できる。 |
食味レビュー | 食味レビューを投稿する |