ソコアマダイモドキ

Owstonia japonica Kamohara, 1935

分布 相模湾~土佐湾の太平洋岸。~スラウェシ島。
特徴 アカタチ科の魚であるが、体は帯状にならないソコアマダイ属の魚類である。本種は日本に分布する他のソコアマダイ属魚類とは、頬部に鱗があること、左右の側線は背鰭基部の前方でつながらないこと、背鰭は3棘、多くは21軟条であること、臀鰭1棘14軟条であることにより区別することができる。体長20cmを超える。
生息環境 本種はやや深海性の魚類で、水深200~400mの海底に生息するといわれているが、数は少ない。
食性 他のアカタチ科魚類は小型の甲殻類や小魚を捕食するようであるが、本種は不明。
その他 底曳網や深海の釣りなどで漁獲されることがある。市場に出るが数は極めて少ない。肉は白身で、刺身やフライなどにして美味しい。
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