形態・特徴 | イシフエダイ属の魚の体は長く、アオチビキやヒメダイ属魚類によく似ているが、眼の前方に溝がないことや、口が大きいことでこれらの魚種と区別できる。本属のもう一種であるオオグチイシチビキとは、体色が青みをおび、固定後暗色になること(オオグチイシチビキでは褐色になる)、鰓弓上枝の鰓耙数が6本前後と少ない(オオグチイシチビキでは18本前後)であることにより区別可能。体長40cmほど。 |
---|---|
分布 | 八丈島、相模湾、土佐湾、琉球列島、南大東島、小笠原諸島。~インド-太平洋。ハワイ諸島にもすむ。また東太平洋のココ島にもすむ。 |
生息環境 | オオグチイシチビキよりも浅海に生息する。 |
食性 | 魚類を中心に甲殻類なども捕食する。 |
地方名 | クチグルマツ(鹿児島県奄美大島)、ムツンガー(鹿児島県喜界島)、ヒンガーテンクチャー(沖縄県八重山) |
その他 | 釣りなどで漁獲され、食用魚とされている。イシフエダイ属魚類は本種とオオグチイシチビキの2種のみが知られている。 |
食味レビュー |
食味レビューを見る 食味レビューを投稿する |
- 1 (current)