テッポウウオ

Toxotes jaculatrix (Pallas, 1767)

分布 西表島。西部インド洋をのぞくインド・西太平洋域。河川汽水域、マングローブ域にすむ。
特徴 頭部の断面は逆三角形。背鰭は4~5棘11~13軟条で体の後方にある。体側上半部には大きな黒色斑が5つあることで、東南アジア産の近縁種と区別できるようだ。大きいものでは20cm近くに達する。
生息環境 主に汽水域のマングローブ域や水路に生息し、淡水域にも出現することがあるといわれる。
その他 本種は口から水を発射し、水辺の昆虫などを打ち落として捕食するという奇妙な習性でよく知られているが、このほか水生の昆虫や水生小動物も捕食したり、ルアーで釣れることもある。日本では1986年に西表島ではじめて捕獲された。日本では食用としては利用されないが、本種を含む何種かのテッポウウオ属魚類が観賞魚として東南アジアから頻繁に輸入されている。飼育については種類によって塩分が必要か否かなどの違いがあるので、よく調べる必要がある。
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