形態・特徴 | 体色は鮮やかな赤色。生時には若干色彩をかえ、太い横帯を出すことがあるものの、アカヒメジに見られるような縦帯はない。ウミヒゴイ属のマルクチヒメジにも似ているが、顎歯は小さく、絨毛状になること、側線鱗数36~41と多いことなどにより区別できる。大型種で、体長65cmに達する。 |
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分布 | 小笠原諸島、沖縄島。インド・太平洋域。 |
生息環境 | 日本産の他のアカヒメジ属よりも深い海をこのむ。水深30~150mくらいの深さで見られる。 |
食性 | 肉食性で小魚や甲殻類などを捕食する。 |
地方名 | カタカシ(沖縄県)、ユーアカージンバー(沖縄県糸満市)、アカムル(沖縄県国頭村)、アカムルー(沖縄県久米島町)、ユジャンカターシイ(沖縄県宮古島市狩俣)、カタカシィ(沖縄県宮古島市久貝) |
その他 | 釣りや延縄などで漁獲され、琉球列島では市場に出て、食用魚となっている。 |
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