形態・特徴 | 後頭部に骨質突起があり、これは成魚でものこる(キグチ属でも稚魚のうちは顕著だが成長に伴い消失する)。臀鰭の軟条数は他の日本近海産ニベ科魚類と比べると多い(11-13軟条)。メブトカンダリと似ているが、後頭部にある骨質突起が4尖頭であること(メブトカンダリで2尖頭)、鰓蓋部は暗色でない(メブトカンダリでは暗色)、などが特徴。体長17cmほどでやや小型種。 |
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分布 | 東シナ海。~黄海、渤海、南シナ海。水深15~90mの砂・泥底にすむ。 |
生息環境 | 日本近海では東シナ海で見られるが日本の近くには多くない。韓国近海では多産する。水深30-80mの範囲に多く見られ、浅いところでは15mでも採集される。 |
食性 | 甲殻類や魚類を主に捕食する。 |
その他 | 最近、日本では殆ど水揚げされなくなった種。韓国ではあんこう網と呼ばれる網で漁獲され、塩漬けにされている。小型ではあるが美味といわれている。 |
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