フウセイ

Larimichthys crocea (Richardson, 1846)

形態・特徴 体色は美しい黄金色。背鰭・臀鰭は高さにして3分の1以上が鱗におおわれる。キグチによく似ているが、本種は臀鰭軟条数が8と少なく、側線鱗数は52-53、尾柄高は頭長の28.0%以下であることなどで区別できる(キグチはそれぞれ、9-10軟条、側線鱗数58-59、尾柄高は28.5%以上)。体長60cmを超え、キグチよりも大型になる。
分布 長崎県、東シナ海。~渤海、黄海、南シナ海。
生息環境 日本の周辺海域では、東シナ海に多く生息している。基本的に生息水深は30-100mである。
食性 稚魚は動物プランクトンを主に捕食するが、成魚では小魚、甲殻類を主に捕食するようになる。
地方名 フウセ(山口県下関市)、フーセ(長崎県長崎市)
その他 産卵期は東シナ海では主に春。韓国の沿岸では初夏に産卵し、南シナ海では秋に産卵するといわれる。産卵の時にグワッっと鳴く習性がある。午後から夜間に鳴き、船の甲板からも聞こえるほどのものだという。
東シナ海において従来はごく多量で毎年200トン前後の水揚げがあったが、近年は殆ど水揚げされなくなった。肉は美味で中華料理などにも使用される。
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NOAHさんが中国 (東京都台東区のアメヤ横丁にある中華食材等を扱っているビル内の魚屋〈地下〉で購入)で撮ったフウセイ

中国 (東京都台東区のアメヤ横丁にある中華食材等を扱っているビル内の魚屋〈地下〉で購入)

2015.06.13

NOAHさんが中国 (東京都台東区のアメヤ横丁にある中華食材等を扱っているビル内の魚屋〈地下〉で購入)で撮ったフウセイ

中国 (東京都台東区のアメヤ横丁にある中華食材等を扱っているビル内の魚屋〈地下〉で購入)

2015.06.13