アマミフエフキ

Lethrinus miniatus (Forster, 1801)

形態・特徴 フエフキダイ科の大型種で、体長は60cmに達する。胸鰭基部の内側には鱗が密生するが脱落しやすい。背鰭棘中央部下の側線上方横列鱗数(TRac)は5である。背鰭の第3棘が長いが、イトフエフキのように極端に伸びるわけではない。腹鰭は暗色。体側上半の各鱗に黒色斑があり、イソフエフキにも似るがイソフエフキは背鰭第3棘が長くなく、腹鰭は暗色にならない。
分布 小笠原、鹿児島県以南。北オーストラリア。水深100m以浅の砂礫や岩礁域にすむ。
地方名 フルツキ(鹿児島県奄美大島)、ヤキータマン・ヤキ(沖縄県)、ヤキー(沖縄県本島)、ナガウツマーユ(沖縄県宮古島市)、
その他 釣りなどで漁獲される食用魚。本州に充てられる学名は従来はLethrinus amamianus Akazaki,1962とされていたが、Carpenter and Allen(1989)によると、この学名ははLethrinus miniatus (Forster,1801)の新参同物異名である。分布は琉球列島とオーストラリアの北部で不連続である。
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西野勇馬さんが日本 東京都 小笠原諸島 父島沖で撮ったアマミフエフキ

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