形態・特徴 | 背鰭は10棘9~10軟条、臀鰭は3棘8軟条。背部は褐色で2本の黄色もしくは白色縦帯を有する。また幅の広い淡色横帯をもつ。幼魚はフタスジタマガシラによく似た縦帯をもつ。また本種は前鰓蓋骨に鱗をもたない。体長20cmほど。 |
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分布 | 琉球列島、小笠原諸島。~西太平洋、キーリング諸島。 |
生息環境 | 水深25m以浅のサンゴ礁域、岩礁域に見られる普通種。ペア、または小群をつくる。 |
食性 | 肉食性。小魚や底生小動物を捕食する。 |
地方名 | ヒシムチグヮー(沖縄県本島)、ムチグヮー(沖縄県糸満市)、クルムチーガー(沖縄県国頭村)、ユームチグヮー(沖縄県久米島町)、ツトゥルン(沖縄県宮古島市)、ジューマー(沖縄県八重山) |
その他 | 東南アジアでは食用魚として市場にも並ぶ。ヨコシマタマガシラ属は眼下骨に大きな棘をそなえる点などでタマガシラ属と区別される。世界で16種が知られ、日本からは8種が知られている。 |
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