Scolopsis bilineata (Bloch, 1793)
形態・特徴 |
背鰭は10棘9軟条、臀鰭は3棘7軟条。成魚には吻端から眼下を経て背鰭軟条部付近にまで達する白色斜帯があり、それより前方が暗色、頭部には白色斜帯が2本ありうち後方のものは眼のすぐ上にある。背鰭棘とその鰭膜は黄色、軟条の鰭膜は前半が暗色でその後は透明。臀鰭も鰭膜前方は暗色で、その後方は透明になる。幼魚は腹部が白く背部が黄色、3本の黒色縦帯をもつ。体長20cm。 |
分布 |
八丈島、駿河湾以南の太平洋岸、琉球列島。~西太平洋および東インド洋、カロリン諸島。 |
生息環境 |
水深25m以浅のサンゴ礁域、岩礁域に見られる普通種。 |
食性 |
肉食性。小魚や底生小動物を捕食する。 |
地方名 |
アンヌマー(沖縄県本島)、シルムチーグヮー(沖縄県糸満市)、トウルン(沖縄県宮古島市)、ツトゥルン(沖縄県宮古島市池間島)、スーフゥサザ(沖縄県宮古島市伊良部)、ジューマー(沖縄県八重山) |
その他 |
琉球列島は磯釣りや船釣りで釣れる食用魚。幼魚は観賞魚になる。色彩には変異が知られ、フィジー産のものは色彩が黄色っぽい。 |
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日本 沖縄県 名護市 喜瀬 ブセナ海中公園(海中展望塔)