形態・特徴 | 頭部の有鱗域は広く、涙骨上にも広がる。また、眼の下縁は吻端よりも上方に位置し、側線有孔鱗数は53~56枚と少ない。体色は稚魚期には吻端から尾鰭の端まで3本の暗色縦帯が見られ、成長に伴ってこの暗色帯の数が増えて成魚では5~6本になる。ムスジコショウダイと酷似しているが、本種の成魚の腹部には暗色帯がないか、あっても1本しかないことや腹鰭の前半部が暗色であることなどで区別できる。 |
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分布 | 伊豆諸島、伊豆半島以南の太平洋岸、琉球列島、尖閣諸島、小笠原諸島。~台湾、インド-西太平洋、サモア。 |
生息環境 | 沿岸浅海の岩礁域やサンゴ礁域に単独生活を送る。 |
食性 | 甲殻類、多毛類や小型魚類などを捕食する動物食性。 |
その他 | 美味な魚として知られ、しかも比較的多く漁獲されるため、沖縄県などでは水産上重要種となっている。 |
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