形態・特徴 | 体側には明瞭な5本の暗色横帯があり、生鮮時には体側に黄色小斑がある。尾鰭は丸い。コクテンアオハタに似るが、コクテンアオハタでは暗色帯に沿うように小黒色点がある。オビハタでは横帯は他の斑点の下にあり不顕著である。体長40cmまででやや小型種。 |
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分布 | 千葉県・山形県~鹿児島県。朝鮮半島、済州島、台湾、中国、南シナ海、フィリピン。温帯のハタで日本海側でも多くみられる種。 |
生息環境 | 温帯海域を好むハタで、日本海にも分布する。岩礁域や、岩混じりの砂底にすむ。幼魚は浅所でも見られるが、大型個体はやや深場にうつるようである。 |
食性 | 小魚や甲殻類などを捕食する。 |
地方名 | デン(静岡県伊豆)、スイ・スイネズ(京都府丹後)、キアラ(兵庫県南部、山口県下関市、福岡県、大分県別府市)、キカナ(島根県東部、鳥取県西部)、キヨセ(山口県下関市)、アオナ(福岡県、長崎県、熊本県水俣市)、タカバ(長崎県対馬市)
参考:https://gyomei.zukan.com/?p=1577393924 |
その他 | 日本海側や、九州などでは定置網、釣り、延縄などで漁獲される重要食用種。市場にもよく出る。肉は白身で、刺身、焼き物、煮付け、大型なら鍋物なども美味。 |
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