形態・特徴 | エソ科魚類は表徴形質に乏しく同定が難しい分類群のひとつである。本種はミナミアカエソとよく似ている。本種は、背鰭軟条が13~14本(普通14本)、側線鱗数が60~66枚であることなどが特徴。対するミナミアカエソは、それぞれ10~13本(普通13本)、56~64枚であることが特徴である。深場の個体は体色が赤っぽい。 |
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分布 | 南日本、小笠原。ハワイ、インド洋。岩礁~砂地にずむ。 |
生息環境 | 浅海の岩礁・サンゴ礁域およびその周辺の砂地に生息する。砂に潜って獲物が近づくのを待っている姿も観察されることがある。 |
食性 | 多毛類や甲殻類、小型魚類などを食べる動物食性。 |
地方名 | エソ・シラマエソ・ヘソ・ヘソマラ(静岡県伊豆) |
その他 | 流通することはないが、釣り人や漁師にはしばしば賞味されることがある。 |
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エソ科魚類は表徴形質に乏しく同定が難しい分類群のひとつである。本種はミナミアカエソとよく似ている。本種は、背鰭軟条が12~14本(普通13本)、側線鱗数が62~67枚であることなどが特徴。対するミナミアカエソは、それぞれ10~13本(普通12本)、56~61枚であることが特徴である。体色は生息環境によって異なり、深場のものは赤色系、サンゴ礁域のものは白色から黄色、岩礁域のものは褐色系となることが多い。
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