形態・特徴 | 背鰭は10棘(たまに11棘)9軟条で臀鰭は3棘7軟条。尾鰭上葉が糸状にのび、イトヨリダイによく似ているが、淡色の腹部に幅の広い縦帯が2つ、腹縁に同じような縦帯があることによって区別可能。また臀鰭の軟条数がイトヨリダイに比べて少ない。体長は20cmほどで、イトヨリダイよりも小さい。 |
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分布 | 房総半島以南の太平洋岸、若狭湾以南の日本海~九州、東シナ海。~済州島、台湾、南シナ海、フィリピン、インドネシア、東インド洋。 |
生息環境 | やや深い砂底、貝殻混じりの砂底にすむ。成魚はイトヨリダイよりも深い130m前後で多く漁獲されるが、幼魚は水深70m前後の場所でも漁獲されている。 |
食性 | 肉食性。小魚、甲殻類などを捕食する。 |
その他 | 底曳網でよく漁獲されるが、沿岸底曳網では成魚は少ない。釣りではアマダイやタイの外道としてよく釣れるという。肉は美味だがイトヨリダイには劣るという。利用法はイトヨリダイと同じ。 |
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