テッポウイシモチ

Ostorhinchus kiensis (Jordan and Snyder, 1901)

形態・特徴 第1背鰭棘は6棘。体側には2本の黒色縦帯がある。うち体側中央にある縦帯は、尾鰭後縁に達する。フウライイシモチは本種によく似ているが、第1背鰭棘が7棘であることにより区別される。体長8cmほど。
分布 相模湾以南、東シナ海。フィリピン、南アフリカ。内湾にすむ。
生息環境 沿岸のやや深い砂・泥底に群れですむ普通種。内湾性とも言われている。
食性 肉食性。
地方名 イシモチ・キンタロウ(山口県下関市)
その他 愛媛県愛南町沿岸においては6-11月に口内保育中の個体が観察されている。長崎県以南を主な分布域とする、フウライイシモチは本種に非常によく似ているが、第1背鰭棘数が異なる。釣りや小型底曳網で漁獲される。食用として利用されるが、市場価値は低い。
食味レビュー 食味レビューを投稿する

人気順は閲覧数やいいね!の数を反映しています。推薦したい写真には、いいね!をどうぞ。