サクラテンジクダイ

Cercamia eremia (Allen, 1987)

形態・特徴 体高が低い。体色は赤みを帯びる。後側頭骨に顕著な棘を持ち、体の側線はないか、あっても鰓蓋上方に数枚の有孔鱗があるのみで、体に孔器列があるなど、テンジクダイ亜科としては異端な種であるといえる。体長5cm。
分布 静岡県、三重県、徳島県、鹿児島県内之浦、奄美大島以南。インド・西部太平洋、紅海、オーストラリア西部。水深5~30mのサンゴ礁・岩礁域の岩孔や洞窟に生息する。
生息環境 サンゴ礁域に生息し、岩孔や洞窟の中にすむ。
その他 定置網などでごく稀に漁獲されるが、食用とはなっていない。
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