フチドリタナバタウオ

Acanthoplesiops psilogaster Hardy, 1985

形態・特徴 背鰭棘数が18棘と多く、臀鰭棘数も8棘と多い。体色は暗色で、胸鰭をのぞく各鰭は鮮やかな黄色で縁取られる。トゲタナバタウオに似ているが体側に横帯がないこと、また前鰓蓋骨に2棘がある(トゲタナバタウオにはない)、側線は1本のみしかない(トゲタナバタウオでは3本)などで区別可能。大きくても3cmまでの小型種。
分布 八丈島、和歌山県白浜、高知県柏島。台湾、フィリピン北部。潮溜まりやサンゴ礁に生息する。
生息環境 沿岸岩礁域の浅所にすみ、潮だまりにも入る。岩のすきまなどに潜む。
食性 動物食性と思われる。
その他 小型種で食用にはならない。観賞魚として取り扱われることもあるが、飼育下ではなかなか表に出てこない。
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