形態・特徴 | 臀鰭基底は短く、2棘7~8軟条。尾鰭後縁は緩い尖形を呈する。ニベと酷似するが、体側にある暗色の斜線は所々で中断し、乱れること、腹側は黄色味を帯びること、第1鰓弓の鰓耙数は21以下であることなどで区別できる。また、ニベほど大きくならず、大きくても50cmくらいまで。 |
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分布 | 山陰、高知県以南。渤海~南シナ海。 |
生息環境 | 水深80mくらいまでの砂泥底や泥底に生息する。ニベと比べて内湾や内海に多く、有明海や瀬戸内海では特に多い。 |
食性 | 主に多毛類や甲殻類などを食べる動物食性。 |
地方名 | ニベ(兵庫県阪神間、山口県、香川県)、キングチ(福岡県北部、佐賀県有明海、長崎県有明海)、アカグチ(佐賀県有明海、長崎県諫早湾)、キグチ(佐賀県有明海) |
その他 | シログチやニベと同様に食され、水産上重要種。 |
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