形態・特徴 | 成魚の頭部に暗色帯はない。成魚・幼魚ともに頭部は紫色で、体色は黄色っぽい。体側後方に背鰭軟条から尾柄部を経て臀鰭軟条に至る暗色帯がある。尾鰭の前半は黄色っぽい。夜間は体が褐色になり、体側に白色斑を出す。幼魚では背鰭軟条部に黒色斑があるが、成魚にはない。体長13cm。 |
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分布 | 千葉県以南。朝鮮半島南部、台湾、フィリピン北部。岩礁域にすむ。 |
生息環境 | 岩礁域に生息し、本州沿岸にも多くみられる普通種。 |
食性 | 甲殻類、ゴカイ類、貝類、プランクトン、付着生物など様々な餌を捕食する。 |
その他 | 本州の沿岸でも繁殖可能だといわれる。卵は分離浮性卵。刺網、定置網、釣りなどで漁獲される。あまり流通されないが、食用になる。美味。 |
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