アカメモドキ

Psammoperca waigiensis (Cuvier, 1828)

形態・特徴 主鰓蓋骨に棘が1本あり、腹鰭の基部には鱗状の突起が見られる。側線は尾鰭の後端付近まで続くことは大きな特徴である。
しかし、下顎が突出せず受け口になっていないことや体形などがアカメとは異なり、体色は似ているものの容易に区別することができる。また、アカメよりも小型種で大きくても全長50cm程度までである。
分布 琉球列島。~インド洋。
生息環境 湾内の砂底近くの浅い珊瑚礁に生息し、河川には侵入しないようである。
食性 動物食性で、魚類や甲殻類、多毛類などを捕食する。
地方名 ヒキヤルム(鹿児島県奄美大島)、シタンジュミーバイ(沖縄県本島)、シタンズミーバイ(沖縄県うるま市)、アカニバラ(沖縄県宮古島市)
その他 アカメよりもさらに情報が少ない種であるが、沖縄では食用魚として稀に流通するようだ。
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