ヒラインキウオ

Paraliparis grandis Schmidt, 1950

分布 青森県太平洋岸沖以北。~オホーツク海、樺太東岸。
特徴 腹部には吸盤はない。口は小さい。胸鰭軟条数は32~39で、胸鰭下部軟条は数本が長く伸びる。ムネインキウオに似ているが、胸鰭軟条数(ムネインキウオは28~32)、背鰭軟条数(本種では71~82軟条、ムネインキウオ55~59軟条)、臀鰭軟条数(本種では64~76軟条、ムネインキウオ49~52軟条)、本種は背鰭の縁辺は暗色になるのに対し、ムネインキウオはそのようにならないことで区別できる。体長30cmを超える。
生息環境 深海性で水深1900mを超える海底からも採集されている。400~1000mの場所に多い
その他 底曳網漁業により漁獲されることがあるが、食用とはなっていない。
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